1971年の大ヒット曲「また逢う日まで」などで知られる歌手、尾崎紀世彦(おざき・きよひこ)さんが31日午前0時5分、がんのため都内の病院で死去した。69歳だった。神奈川県出身。 尾崎さんをめぐっては4月に女性週刊誌が“失踪”と報じ、東京・世田谷区の自宅から姿を消していることから“失踪騒動”に発展していた。 神奈川県茅ヶ崎市生まれの尾崎さんは、グループサウンズのメンバーとして活躍後、70年にソロデビュー。71年に「また逢う日まで」が大ヒット。同曲で日本レコード大賞を受賞した。 長くて濃いもみあげと彫りの深い容姿で知られ、豊かな声量と力強い歌声で人気を集めた。
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